AZUMAs美術学院の美大受験 冬期講習2023に参加してくれた皆さん、お疲れさまでした!
通常授業とは違い、1日2枚のハードワークで、体力的にキツかったと思いますが、5日間で描いた作品はおよそ、スケッチブック1冊相当になります。
この短期間で、このほどの練習量は、必ず成長につながると確信しています!
さて、講習の振り返りをしていきたいと思います。
今回のテーマは、「一回一回の制作の中で、新しい発見や成長を感じる」です。
特にこの言葉は3年生や受験生に向けてになります。3年生は、練習をこなしていく中で、自分の描き方が定着し、安定した作品を創れるようになっています。
ですが、逆にその状態はマンネリ化を招く可能性もあり、画力がそれ以上も以下もならないということになります。自分の持つレベルを、より高く上げるためには、更なる発見と探求が必要です。
冬期講習では、新しい考え方や視点を広げ、新たな表現方法を模索するために、毎回小テーマを設定し、尚且つ全体講評やグループワークを積極的に行いました。
講習内で設定した小テーマを、いくつか紹介します。
- 「大胆さ」自分の持つ”黒”を引き上げる、今持っている”黒”の限界を越える
- 「自分にしかない構図を」〜今までチャレンジしたことがない構図を試してみる〜
- 「描き込みと省略」〜画面内の主役と脇役への意識〜
- プレ実技試験と思い、制作する
以下、3年生の優秀作品の紹介をします。参考にしてみてください。
1、2年生も画力を上げるために、コツコツと努力しています!
2年生以下の良かった作品も紹介します。1、2年生は今現在の画力に満足せず、3年生の作品を見習い、更に上達できるよう努力していきましょう。
平面構成の練習を通じて、色彩力(混色や配色など)を高めました。
最後に、最近思うことは、合格を掴み取る学生は、努力を少しずつ重ねてきた人であるということです。
今回のような冬期講習、春期や夏期及び通常授業などで、一枚一枚真摯に向き合い、数をこなしてきた学生が、最後に叶えることができると思っています。
現在頑張っている受験生の皆さん、これまでの努力に自信と誇りを持って、来年の受験を突破してほしいと思います!!頑張れ!