美大受験生を対象とする夏期講習 “色彩の夏” A日程(7月30日〜8月8日)が終了しました!
各美術大学の色彩対策(日本画・油彩・デザインなど)をメインに、長岡造形大学の平面表現や提案書、立体構成など、総合型選抜や学校推薦対策を行いました。
今年のA日程の印象は、対策するジャンルが幅広く、様々な作品を見ることができました。また県外(東京や京都、金沢や栃木など)の受験生の参加も多く、刺激的な10日間になったと思います。
そして終盤にかけて、色彩力などの描写力向上や、受験へのモチベーションの高さを感じられるようになり、秋に向けて良い状態を作れたのではないかと実感しています。
後半戦、”デッサンの夏 “B日程(8月10日〜19日)はデッサンをメインに対策していきます!県外生を含め、多くの学生が参加します。レベルの高い作品に期待します!
以下、受験生たちの頑張りを紹介します。
毎回の全体講評会
期間中、毎日欠かさず全体の講評会を実施しました。自分の描いた作品を先生に見てもらうだけではなく、他の生徒に見てもらい、コンセプトや表現の上で工夫したところを言語化することで、良いフィードバックが得られたはずです。また他分野の作品から、様々なアイディアを吸収し、自分の作品に取り入れることもできたと思います。講評中、メモを必死に取っている学生が印象的でした!
制作の様子
教室には大勢の学生がいますが、聞こえるのは扇風機とエアコンの風の音。ですが、真剣に取り組む学生たちの脳のエンジン音が、聞こえてくるようでした。素晴らしい姿勢です。
グループ交流
一緒に同じ方向を目指す仲間がいることは幸せなことです。お互いに良いところを讃えあい、時には技術や表現方法を盗みあい…そのような環境は成長に大きく関係します!
日本画、油彩、デザイン
教室内は様々な画材を使って、練習しています。一二年生にとっては良い刺激となるでしょう!
長岡造形大学、東北芸術工科大学 総合型・学校推薦対策
長岡造形大現役4年生の講師や各学科の合格者(本学院卒業生)の参加もあり、より直に対策ができたと思います!また実技試験と並行し、志望理由書や自己アピール用紙の書き方など、多くのことを吸収できたと思います。
講師(ゆうだ先生)によるデモンストレーション
学生と一緒に描いた作品となりますが、体力的に学生には勝てず…実際にやってみると学生達の頑張りをより感じました。描く前にエスキースをしっかりとすること、描くだけではなく工程などをデザインすることを参考してもらえればと思います!
最後に…好きな風景を一枚
他分野や男子女子関係なく、芸術が好きな学生が集まるこの空間が好きです。B日程も頑張っていきましょう!