教室展2025のお知らせ

アズビの春期講習2025が無事に終了しました!

今年もアズビの無料春期講習を開催しました!
多くの県内生の参加がある中、宮城や福井・長野・岐阜など県外生の参加もあり、遠方からアズビに受講しに来てくれたこと嬉しく思います。

今回の春期講習のテーマは「つかめ、合格への一筋の光を!」です。
合格への道は、受験生同じように用意されています。しかし、その道は先が見えず、不確定でもあります。その道をしっかりと歩むためには「光」が必要です。目前に照らされた光を逃さず、しっかりと掴みながら前に進んでくことで、合格というゴールに辿り着けると思っています。この春期講習を通じて、受講生みんなが光を掴み、受験に向けて良いスタートを始められることに期待します。

発展コースでは、「みんなが同じテーマを制作し、お互いに作品を見せ合い比較・分析する」ということを重点におきました。一つのテーマを30人が制作するわけですから、描き方やアイディアは30通り。理性や感性を刺激する良い講習になったのでは?と思います。

各グループで良かった作品を選出し、全体講評で分析しました。どの点が良かったのか、どこを工夫して作品を創ったのかを、講師陣が言葉で言語化し、自分の鑑賞力や分析力と合致しているのか、また相違があるか確認していきます。(なお選出されなかった作品も個々で見ていきますの安心して下さい)

以下、選出された作品の一部を紹介します!

▶︎「手と折り紙」のデッサン(3時間)です。こちらは今年の長岡造形大学一般試験「鉛筆デッサン」に出題された課題にしました。

指先で折り紙を弾く様子が上手に表現されています。折り紙の自然な皺や捻った感じがうまく表現されています。

光沢のある銀紙で折り鶴を作り、それを摘んでいる指先の表現が上手です。

▶︎パプリカ、ひねり揚げ、アルミホイル、トイレットペーパーの静物デッサン(3時間)です。これらのモチーフは難しく完成まで辿り着けない受講生が多い中、下の作品は良くできたと思います。

▶︎「春」をテーマに、2本の直線と任意の数の円を使った平面構成です。

空にミモザが広がる様子を、円を多く使い表現しています。2本の線に沿って広がるというコンセプトが良いですね。

桜の花びらが空へ舞い上がるという情景をイメージした作品です。配色センスが抜群ですね。

▶︎パプリカから連想するイメージ構成です。

等速直線運動をしているかのように、パプリカが動いていきます。パプリカの赤と動きを表すブルーの配色が寒暖の対比表現になっていて、画面のメリハリを作っています。

イラスト調の人物表現とリアリティのあるパプリカの具象表現が、ちょうど良い違和感で描かれています。目をひく作品です。

油絵調の表現方法が魅力的です。ステージの上をダンスしているかのような作品ですね。


初心者コースと新高校1年生コースでは基礎デッサンを中心に進めました。定員10名に対し、集まったのは20人以上…!こちらも断りきれず…とはなりましたので、次回は定員をしっかり決めて余裕を持った講習にしたいと思います。

レクチャーをしてからの制作でしたので、具体的なイメージを持って制作できたと思います。

見本として講師がデッサンをしました。こちらにも掲載します!参考にしてみて下さい。

ゆうだ先生
さら先生
ほかり先生
だんと先生

また春期講習中は、長岡造形大学の大学説明会及び「総合型・学校推薦型の準備」についての講義を行いました。全員が志望校を合格できるよう、願っています!

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